ブログカテゴリ:2019年度



2019年度 · 2019/08/02
基調講演の吉原毅さんは、現在、城南信用金庫顧問、全国ゼロ・自然エネルギー推進連盟会長。2011年東日本大震災を契機に同金庫理事長だった吉原さんは「原発に頼らない安心できる社会」の実現をめざし、省電力や代替エネルギーの利用開発に取り組むことを宣言した。それはなぜか。信用金庫のルーツである協同組合の歴史に遡る。1844年イギリスで世界初の協同組合が誕生、当時産業革命の進行で貧富の差が拡大し社会が混乱、互いに助け合い、皆が安定した生活を営める理想の社会を作ろうと社会運動が起こる。それが世界に広まり、日本では1900年産業組合法が成立、1902年城南信用金庫の前身がスタートした。

2019年度 · 2019/07/17
向井承子さんは1969年から約10年間、日本婦人有権者同盟(同盟)で機関紙編集に携わり、政治教育委員、中央委員などを務めた。その後フリーの執筆活動に入り、著書に『小児病棟の子どもたち』『たたかいはいのち果てる日まで』などがある。北海道・札幌で育った向井さんは、大正デモクラシーの香りを受けた両親の影響で、子どものころから市川房枝の名前を知っていたという。私にとっては「市川先生」なのでと話を始めた。

2019年度 · 2019/07/13
講師の高田秀重さんは東京農工大農学部環境資源学科教授で、専門は環境中の合成洗剤、医薬品、抗生物質、PCBなどの人工化学物質の分布と輸送過程の解明。1998年からプラスチックと環境ホルモンの研究を開始。2012年から国連の海洋汚染専門家会議のマイクロプラスチックのWGメンバーである。プラスチック汚染の現状と問題点、環境面と対策を考えていきたいと、多くのスライドを使って解説した。

2019年度 · 2019/06/28
矢澤江美子さんは、埼玉県八潮市議会で6期目をつとめる無所属の市民派議員。専業主婦として4人の子供を育てながら夫の転勤にあわせ高松、大阪と転居した後に、つくばエクスプレスの敷設で市街地開発途上の埼玉県八潮市に戻る。当時、八潮市議会に女性は共産党の市議がひとり、市議の多くが不動産や建設関係者。「『男女共同参画』や『男女平等』という言葉を聞いただけでアレルギーを示す男性議員が少なくない」保守的議会が、2019年3月に全会一致で採択した八潮市議会基本条例に全国初の「多様性の尊重」条項を組み入れることに成功。

2019年度 · 2019/06/26
講師の保阪正康さんはノンフィクション作家で日本文藝家協会・日本ペンクラブ会員。「昭和史を語り継ぐ会」を主宰している。  女性史の権利獲得運動の専門家ではないが、近現代史を検証していくと、当然ながらそういうテーマに出会う。その中で何がわかり何が重要なのか。市川房枝という1人の女性が、近現代史の中ではどういう位置づけになるかを考えるために、はじめに近現代史の大まかな枠組みを話したい。

2019年度 · 2019/06/08
講師の五十嵐敬喜さんは弁護士で、1995年から法政大学法学部教授。都市政策・公共事業論・立法学が専門。2011年内閣官房参与、東日本大震災復興会議委員を務めた。2014年法政大学名誉教授。「東北震災復興について」「将来人口と公共事業」「国土強靭化」「インフラ(老朽化)の問題」のテーマで語り、最後に自身の「現代総有論」を紹介した。

2019年度 · 2019/05/24
永井潤子さんは2000年4月から2008年までNHK「ラジオ深夜便」ワールドネットワークのベルリン・リポーターを務め、現在はmidori1kwh.deでドイツからの情報を発信する在独50年のジャーナリスト。ナチスに略奪されたグスタフ・クリムトの「黄金のアデーレ」をめぐり、オーストリア国家を訴え、絵を取り戻した物語の翻訳本『奪われたクリムト―マリアが「黄金のアデーレ」を取り戻すまで』(梨の木舎)を2019年3月に出版した。

2019年度 · 2019/05/11
講師の室崎益輝さんは京都大学建築科卒。神戸大学教授、消防研究所理事長、関西学院大学教授、兵庫県立大学大学院教授を経て現在同大学院名誉教授、復興政策研究科長を務める。 本講座の前日に起こった九州・宮崎地方の地震に触れつつ、南海トラフ地震はいつ起きてもおかしくない段階にあり、明日地震が起きても命を守るために何をしなければならないかを考え、できることから始めることが必要だと口火を切った。

2019年度 · 2019/04/16
長野宏美さんは2003年に毎日新聞社へ入社し、水戸支局、社会部、外信部を経て2015年4月から4年間、ロサンゼルス特派員として勤務。本講座の数日前に帰国し、現在は社会部デスク。